大黒流は十二の町で構成されます。
昭和四十一年の町名町界改正までは十六の町で構成されておりました。
旧町十六ケ町
中対馬小路 |
上洲崎町 |
川端町 |
下鰯町 |
明治25年二番山
中対馬小路
(洲崎流) |
上対馬小路 |
古門戸町 |
東下新川端町 |
大下 |
倉所町 |
壽通 |
妙楽寺町 |
下新川端町 |
下対馬小路 |
上鰯町 |
麹屋町 |
下洲崎町 |
このほかに、町が小さくてふた周りに一度の世話当番ば務め掛町、妙楽寺新町、橋口町ていう町もございました。
現在の十二ケ町
すノ一 |
須崎町一区 |
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つノ一 |
対馬小路一区 |
下新 |
下新川端町 |
麹屋 |
麹屋番 |
古ノ一 |
古門戸町一区 |
川中 |
川端中央街 |
すノ二 |
須崎町二区 |
川端 |
川端町 |
すノ三 |
須崎町三区 |
古の二 |
古門戸町二区 |
寿 |
壽通 |
つノ二 |
対馬小路二区 |
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写真は各役割の襷(たすき)です。
右から・・台上り、前さばき、鼻取り、交通と色分けしています。 |
流の中で12カ町がしのぎば削りあって精進して流ば維持しとります。
各流でもおんなしでしょうが、当番町がなんかミスせんか?ててぐすね引いて見とります。
当番町はケチつけられんごと、腰ば低ぅして何事にも気を配りその年の山笠行事ばいざかい無く終わらせようと努力します。
これは国会の政党間の足の引っ張り合いにも似とりますが何事も無く山が終わると面白ぅござっせん。
なんやかんやといちゃもんつけて騒ぐとも山の楽しみです。
大黒流の場合、世話当番は毎年順に持ち回り12年に一回当番の回ってきます。
昭和の町境町名改変で参加していなかった「つノ二」は昭和61年に正式に流に復帰、以来平成19年は二度目の当番町ば務め平成31年は3回目の世話当番町ば務めました。
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