博多大黒流
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ペンギン走り

山さぃ出とう人ば今度よ〜と見て見てください。手ばだらりと下げて背筋伸ばして小走りに走ります。
この姿ば初めて見たひとにはちょっとこっけいに見えるかも知れまっせん。

ばってんこれにはちゃんとした訳のあります。
山の周辺は大変込み合います。
ランニングのごと肘ば突き出して走りよると込み合った集団の中ではぶつかって邪魔になります。特に山ば舁くときも肘ば突っ張ると横で舁きようもんの邪魔になります。棒の間ばすり抜けて出入りする者のじゃまにもなります。
やけん手は下に下げて肩ば揺さぶって勢いつけて走りよるとです。舁き手もおんなし。
脇ば締めて棒ば背中に担ぐごとして山ば舁きます。
また小走りぃ走るとはランニングのごと足ば後ろに流して走るげんたい後ろから走ってきたものがつっかかってこけます。

お汐井取りの時もスピードが遅くなっても歩くなていうとは歩くと足が後ろに流れ後ろのものが躓くので普段から遅くても小走りに走れと言うとです。お汐井取りは追山の前哨戦です。走る距離もおんなしくらい。

昔NHKの朝ドラ「走らんか」てありよりました。この番組名もこれに由来します。

「こら子供!頑張れ、もう櫛田神社はそこぞ!走らんか!」てね
 

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