博多大黒流
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山周りの図

 
山の舁き手はいつも入る時と出るときのタイミングば見とります。肩ばたたかれたげんたい速やかに棒から離れないけません。
会社の「肩たたき」のごといつまんでもそこに固執したらいけまっせん・・
又、山の周りに無意味に並走しとっげんたい山から出てくる舁き手の邪魔になり非常に危険です。
大概、初めて山に参加したものが、なんもしきりきらんとぃくさ・・・山の近くにおって邪魔になることが多ぅござす。
ベテランの舁き手でさえ舁く時以外は邪魔にならんととこに位置しております。
そのため台周りと呼ばれる取締りが〜の部分ば空けておくように指示しとります。
図のように「表の三番棒台下」だけは山の前方から入り同じく前方へ出て行きます。
ここは非常に混雑します。右肩、左肩、台下、棒鼻4人の出入り口がひとつしか無いとですけんね・・
そのほかは全て舁き手の後ろから肩をたたき出るほうは前方又は横方向さぃ速やかに出て行きます。
「表二番台下」はちょうどすぐ後ろに山の足が来とうけん後ろからかかとばを山足に
引っ掛けんごと注意します。入るときに転んだげんたいすぐ後ろは山の足の来よります。それでのうても疲れて足の流れてきたら舁きよるときカッカッて踵に山足のあたりますもんね。
一番棒は見てのとおり初心者でも入りやすい場所やけん舁き手が変わりすぎる
傾向がありこれが山ぶれの原因でもあります。
自分だけやのうて他の舁き手の交代のタイミング、たたき出す舁き手がどのくらい舁いとうとかば見計って交代することも重要です。
左の写真のごと山の回りは混み合うとうとがわかりますね


台上がりの交代の様子
この写真はたぶん「すノ二(鰯町)」付近・・・
舁き手、台上がり、鼻取りば自分の町内で占めております。
時々一番棒台下は台上がりから頭蹴られます・・・ハイ
二番台下が出てくるときと台上がりが飛び降りるとも時々かち合います。
上がるときは良かとですばってん降りるときは補助がなかげんたい降りたとき転んだり、後ろから押されたりします。
進行方向に向いて飛び降りるとが決まりごとです。